ARCHIVES

Nest Anniversary Plan

展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景
展示風景

Nest Anniversary Plan

archives:Nest Anniversary Plan/カタチのブティック×株式会社Nest/プロモーション

work__
立ち上げからずっとデザインで関わらせてもらっていた工務店Nestのふたり。仕事ではじまったふたりとの付き合いは、 いつしか食卓を囲むつきあいになり、たくさんの会話とたくさんのおいしいものを共有してきた。そんなふたりからある日「揃いのユニフォーム」を依頼された。Nestの「制服」のカタチを巡り、ふたりの物語を紐解いていく作業がはじまった。「住まいをつくる人と、暮らしをつくる人」ふたりが持つそれぞれのカタチが重なり合う部分はどこにあるのか。

それは「生活を作ること」

住まいをつくり、暮らしをつくること。ふたりだから出来る新しい生活の提案こそがNestの強みだと思う。 生活の制服、日常とつながりながら何かを創造するときに着るエプロンこそがふたりの制服だ。そしてもう少し細かな話をすると、「エプロン」と一口に言ってもふたつは同じカタチではなくそれぞれの仕事をリサーチして役立つアイデアを盛り込んでいる。

11月のよく晴れた日、パンフレットのための撮影旅行に出かけた。Nest10年を迎えるふたりは、夫婦として20年目を迎えた。よく笑うかおりさんの横で、いつも物静かなヒロムさんの溶けた表情がなんともいい。そんな中、メインイメージとなった松の木の撮影は、ふたりのイメージにピタリと重なった。これまでの十年間を別々の興味で働いてきた二人が栄養を吸収する「根」。それぞれが重なり始めた現在が「幹」。これから二人が一緒に生み出す世界が青空に拡がって行く「枝葉」。両側にぐんと伸びていく松の木の造形はこれからのふたりをとても象徴していた。

今回、Nestの「これまでと、これから」をカタチにするなかで、Nest(巣)のイメージや理想をたくさん話し合ったことは、同じく夫婦で活動しているカタチのブティックにも大変有意義なものになった。これまでをじっくり振り返った二人の仕事は、これからの10年どんどん楽しいものになって行く。そして、くたくたになったエプロンをお直しし続けているカタチのブチックでありたい。
creator__
Direction/design: カタチのブティック
Client: Nest
→ Nestのアニバーサリーページ